花のないベランダ
我が家のベランダは北側にあって、夏場数時間だけしか日が当たらない。
だから植物を育てるのには不向きなんだけど、ダイニングからどうしても緑が見たくて、日陰にも強い植物をむりやり育てている。
よって、葉を楽しむ植物が多い。
今日もちょっと植物をいじくってたんだけど、
キボウシの芽が又今年も土から顔を出してたり、
花の咲いたことのない紫陽花もぐんぐん大きく茎をのばしていた。
私は葉ものが好きです。
花の咲く時期は短いけど、葉はずっと楽しませてくれるから。
このように条件が悪くてもなんとか育ってくれる。
いろんな形があってとてもおもしろいしね。緑の色もすごく癒される。
でも、昨年一度だけ花を咲かせたクリスマスローズの葉を剪定してるとき
植物の生涯ってなんだろう? ってふと思った。
花が咲いて成功? 花が咲かなかったら失敗?
ちょっと、人の人生と重ねて考えてしまう。
確かに花が咲くと嬉しい。今までの育ててきた努力が報われた気分だし、
花が咲くとその空間は明るくなり、人は幸せな気分になる。
じゃあ、葉はなんだろう?
それこそ、日々の生きてる姿なんじゃないかって思う。
花を咲かす為の葉たち、体を大きくする為の葉たち、
散っては又芽を出し、ぐんぐん成長していく の、くりかえし。
私はそんな葉たちが、やっぱり愛おしく思う。
追伸ー展示会のホトボリも冷めた頃だし、HPからこの絵日記のリンクを再開しました〜(笑)
by yyoshies
| 2010-05-02 15:03
| 植物