5月25日 雨
雨ふりの中
bunkamura ザ・ミュージアムで「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」を観てきた。
モディリアーニと彼の妻であり、同じ画家でもあったジャンヌの出会い前から最期までの作品がその頃の背景と共に展示されていた。
まさに二人の物語を観てきた感じだ。
私はモディリアーニが大好きで、いつも彼の描く「ジャンヌ」が気になっていた。
彼の死の2日後に後追い自殺した、まだ21歳だったジャンヌ。
あまりにも短い彼女の生涯だったけど
二人でいた(たった)3年間はもの凄く密度の濃いものだった。
初めてジャンヌの絵を観たんだけど
すごくイイ。
色もいいし線もいい。一目で好きになった。
「惜しいなぁ・・・・」
と、悔しくもなった。
名声を得てきたモディリアーニの傍らで絵を描き続け、
「妻ジャンヌ」で終わってしまった彼女の人生が残念でたまらない。
それくらい二人で生きた3年間で彼女も全て燃え尽きてしまったという事か?
会場の最後にジャンヌのモディリアーニの死を意識した水彩画数点と、
彼女が飛び降り自殺したアパルトマンの写真と遺髪が展示されて、この物語展は終わる。
もの凄く切なくなって会場を後にした。
でも彼女にここで出会えた事に感謝もする。
ー上のイラストは大好きなモディリアーニの「赤毛の若い娘、ジャンヌ」
閲覧後、CAFE 「LES DEUX MAGOTS PARIS」にて思わず素描
by yyoshies
| 2007-05-25 16:36
| ART